

公認心理師登録に伴い、群馬県臨床心理士会は、群馬県公認心理師協会に名称を変更いたしました。
群馬県公認心理師協会(以下県公認師会)は、公認心理師と臨床心理士相互の連携を密にし、両者の資質と技能の向上を図りながら、心理臨床の実践と研究をおこなうことで、社会の健全な進展に寄与することを目的に結成された職能団体です。
群馬県内には、古く昭和54年9月に結成された群馬ロールシャッハ研究会(以下ロ研)という、心理検査や心理療法を学ぶために心理臨床家が集う場がありました。
平成5年7月にロ研のメンバーを中心に20数名の有志が前橋市内に集まって初の総会を開催し、群馬県臨床心理士会(以下県士会)が発足しました。平成29年9月に公認心理師法が施行されると、平成30年9月に第1回公認心理師試験が実施され、群馬県内で初めての公認心理師登録者を確認した平成31年2月19日付で群馬県公認心理師協会へと改称しました。県士会発足時に20数名に過ぎなかった会員は、県公認師会に改称した時点で256名に増え、令和7年4月29日に開催された総会当日には344名に達しています。
県士会と称していた平成13年4月にスクールカウンセリング委員会等4つの専門委員会を設けましたが、現在は教育領域、被害者支援、子育て支援、医療保健、産業、緊急支援の6つの委員会を設け、それぞれの委員会ごとに研鑽に励むとともに、これらとは別に年に3つの大きな研修会を開催して会員の知識や技能の向上に務め、会報担当は会員に向けて情報を発信しています。また、平成14年から群馬県精神保健福祉協会の理事を務めており、他の団体と協働しながら県民のこころの健康づくりにも寄与しています。
県公認師会は令和5年に県士会として発足30年という大きな節目を迎え、同11月23日に、群馬県社会福祉総合センター8階大ホールで30周年記念大会を開催しました。さらに、他県の団体で一般社団法人化が進められていることから、県公認師会でもワーキンググループを立ち上げて情報収集しながら検討を重ねております。
入会を希望される方は、ホームページの「ご入会受付フォーム」に必要事項を記入し、お手続きを進めてくだるようお願いいたします。入会をお待ちしております。